竣工年:2016年 所在地:台中市、台湾 建築設計:伊東豊雄建築設計事務所 掲載誌 ・新建築2017.03 ・GA Japan104/PLOT phase2 ・GA Japan118/PLOT phase3 ・GA Japan137/PLOT ・GA Japan143 ・日経アーキテクチャ2016.11.24
台湾中央部の大都市である台中市に計画された劇場コンプレックスと、その周辺の公園整備。
1.2階には、なるべく存在感を薄くし、人々が集まったり座ったりした時に初めて存在に気づくことができる家具を。一方、カテノイドの中を抜けて屋上に達した時には、水や緑だけでなくパーゴラや花畑もあるような、台中という都市のユートピア「桃源郷」とする提案をしている。さらに、類のない新しい劇場のためのオリジナルの劇場椅子もデザインしている。設計過程で台湾を訪れ、独特の感性や感覚、工芸技術の様々を視察したことで、水滴や植物といった具体的なモチーフの決定や素材の選定に大いに役立った。