竣工年:2000年 所在地:石川県金沢市 建築設計:平口泰夫建築研究室
金沢の街の古くから栄えた近江市場に隣接する武蔵が辻周辺の再開発の一部である地下道リニューアルのインテリアを担当した。 近江市場前に位置することから、地元の人に限らず観光客が非常に多い知名度が高い観光ポイントでもある。市場での買い物袋を下げて行き来する人々が一休みしたり、観光客がガイドブックを広げて情報収集したりできるような、老若男女様々な目的の人が心地よい場所になるようにしつらえた。地下空間である事から「地層」をテーマとし、厚さの違うMDFボードとアルミの板を重ね合わせ表現している。耐久性を担保するために、厳重に耐水性能の高いウレタン塗装の膜を重ねて仕上げている。
この地下交差広場は むさしクロスピアと命名された。